「かぼす」がおうちに来た日

この子の名前は「かぼす」です。男の子。投稿時点で年齢は約1歳半ぐらいです。今回は、この子が初めて家に来た時からのことを綴っていきます。一度ではお伝え出来そうにないので、何度かに分けてお伝えしていきます。
注意)記事を読み進めると、途中でやせ細った子猫の写真が出てきます。お辛い方は、読み飛ばしていただくようお願いいたします。(写真を撮ったのは私ですが、今見てもつらいです。でも、助けたかった。)
「かぼす」が初めておうちに来たのは2022年8月。ご近所さんから、猫好きな夫に「子猫が庭にいる」と連絡が入り見に行ったのがきっかけでした。猫を見に行った夫からは、連れて帰ってもいいかの連絡が事前にありました。事前情報は「弱っているみたい」と。野良ちゃんでしたので病気の懸念もあり、自宅ではケージなど迎え入れる準備をしつつ、3匹目を迎え入れる不安と子猫がおうちにやってくるワクワクが入り混じって過ごしていました。

左の写真は、連れてきた日の実際のお写真です。イメージしていた子猫とは全然違って、ワクワクがどこかへ飛んで行ってしまいました。
栄養状態が不良で、体毛も薄い状態。写真だとお腹が膨らんでいるのでぽっちゃりしているように見えますが、不自然にお腹がパンパンに張っており、全身はかなりやせ細っていました。目ヤニや鼻水はたくさんで、鼻呼吸ができていないようでした。右目の目ヤニが特にひどく、抱っこして濡らした脱脂綿でふき取ってあげました。右目が開かなかったので、優しく開けてあげたら…たまっていた膿がたくさんあふれて…。本当にびっくりしてしまい、同時に、この子は右目が失明してしまうかも、と感じました。
すでに、夕方過ぎて病院は閉まっていたので、翌日受診としました。真夏でしたが室温を調整し低体温にならないようにタオルやら毛布で暖かくして。ミルクはほとんど飲まず、途方にくれて一夜を過ごしました。
この時、注意したことは、先住ねこたちと接触させないようにすることです。先住ねこ2匹たちは、もちろんそわそわ近寄って「クンクン」とか「ウ”~」とかいろいろしてくるので、ひとまず完全隔離しました。
受診後のお話は、次回お伝えします。