「かぼす」が峠をこえた!

お世話になっている獣医師さんから「(かぼすくんは)感染症で症状がひどく、数日でどうなるかわからない」と宣告され、必死で看病を続けて1週間。あいかわらず、下痢は続いていました。朝は目ヤニで目が開かず、ケージの中から、かぼそい声で鳴いて呼んでいました。優しく抱っこして濡らした脱脂綿で目ヤニや乾いた鼻水をふき取ってあげると、ご機嫌そうにしていました。目薬の抗菌剤が効いたのか、日に日に目ヤニや鼻水も少なくなり、目が自力で開くようになりました。ここまで、「かぼす」は1週間生き延びられた!わたしたちにとっては奇跡ぐらいに感じました。

右目がまだ腫れていますが、しっかり目をあけられています。右目が白く一部濁っている感じだったので、この時点では右目の視力が回復するかわかりませんでしたが、左目はしっかり見えているようだったので一安心。一人で歩かせてみると、左右にフラフラして不安定ながらも色々なものに興味を持って探検を始めました。

この時点で、夫を親だと認識したようで、休憩するときや寝る時は夫の胸の上に乗ってきていました(笑)

写真だと、毛がふさふさしているように見えますが、体毛が薄く、顔もやせこけて、ふっくらした猫の赤ちゃんらしさはありませんでした。抱っこすると、壊れてしまいそうなので、慎重にケアをしてあげていました。

こうして、2週間看病をつづけ、獣医師さんから言われていた再診日に少し元気になった「かぼす」と、下痢も続いていたので「ウ〇チ」のサンプルを持って病院へいきました。「ウ〇チ」の検査結果は「まだ、虫がいます…」ということで、追加の虫くだしをもう2週間分もらい、目薬も継続で看病を続ける事になりました。

ミルクは結局、乳首ではうまく飲めずスポイトを使用しているところです。写真はお顔が上を向いてしまっていますが、誤嚥の危険性があるらしく、あまりいい飲み方ではないらしいので、皆様もお気を付けください。夫の膝の上は安心して、スヤスヤ眠ります。脂肪が少なかったので、タオルで保温。お腹もいっぱいになって安心して眠っていました。

次回へつづく…。

ねこ

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